一人暮らしで猫を飼うのはかわいそう?ストレスや不安を感じないか調査!

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一人暮らしで猫を飼うのはかわいそう?ストレスや不安を感じないか調査!

一人暮らしで猫を飼いたいと思っていても、”かわいそうじゃないかな”って心配になりませんか?

「猫に留守番させても寂しがらないかな?」
「ストレスや不安にならないかな?」

「一人暮らしで猫を飼うのはかわいそう」と一部では言われますが、猫が過ごしやすい環境であれば、一人暮らしでも猫を飼うことは問題ありません。

飼い主さんの外出中はお留守番するのですから、猫にとって快適な環境つくりは大切です。

しかし、猫を飼う前に「こんなはずじゃなかった…」と後悔しないため、事前に確認することが大切です。

この記事では、一人暮らしでも、飼い猫が幸せに暮らせる方法がわかります。

もか

一人暮らしで猫と生活しているわたしが、「一人暮らしでも飼い猫が幸せに暮らせる方法や対策」について、分かりやすく解説します。

目次

一人暮らしで猫を飼うのはかわいそう?

一人暮らしで猫を飼うのはかわいそう?

「一人暮らしだと、猫を飼うのはかわいそうなんじゃないか」と思われる人もいらっしゃいます。

実際に保護猫の譲渡が難しいとされる理由の1つに、一人暮らしできちんと面倒が見れないだろうと判断されるためです。

しかし、正しい選択や対策をすれば、猫にとっても幸せな生活を送ることができます。

我が家の猫も一人暮らしのわたしと生活していますが、元気いっぱいの、やんちゃな猫に育ちました。

では、なぜ世間では”一人暮らしで猫を飼うのがかわいそう”と思われているのかについて解説していきます。

ちなみに、一人暮らしにおすすめの猫種や寂しいときに見せるサインについては、こちらの記事で解説しています。↓↓

一人暮らしで猫がいる家へ帰りが遅いのはだめ?留守番させる時の対策3つ!

     

【理由】なぜ一人暮らしで猫を飼うのがかわいそうと思うのか

【理由】なぜ一人暮らしで猫を飼うのがかわいそうと思うのか

なぜ、一人暮らしで猫を飼うのがかわいそうと思われるのかについては、以下の4つが考えられます。

  • 猫の中には寂しがる子がいるから
  • 飼い主の外出で長時間留守番させてしまうから
  • 体調の変化に気づきにくいから
  • 運動不足になりがちだから

順番に解説しますね。

     

①猫の中には寂しがる子がいるから

猫は1歳をすぎると自然に独立しますが、猫の性格によっては子猫時代の気持ちのまま、寂しがる子がいると考えられています。

猫は基本的に単独行動を好む動物のため、1匹で留守番していても寂しさを感じることがありません。

しかし、子猫のころから一緒に生活していると、飼い主さんを母猫と思って甘えることがあります。

生後半年までは母猫と一緒に過ごして、狩りの仕方や生きていくための術を教わるんです。

      

②飼い主の外出で長時間留守番させてしまうから

長時間、飼い主に構ってもらえないことで、ストレスが溜まるのでは?と考えられています。

飼い主さんも社会人となれば、一人暮らしの生活をするため、毎日8時間ほど働いている方が多いのではないでしょうか。

コロナ禍になってからは、在宅勤務する人も増えましたが、仕事中は猫に構ってあげられせん。

そうなると、ほとんど長時間留守番させているようなものです。

もか

でも、安心してください!
猫の習性を理解できれば、解決できます。(*’▽’*)♪

      

③体調の変化に気づきにくいから

猫と接する時間が短いことで、小さな体調の変化や異変に気付きにくいです。

猫は体の不調や病気を隠すのが上手いため、普段の行動やしぐさをチェックする必要があります。

夜行性で昼間はほとんど寝て過ごすことが多いですが、飼い主の目が届いていない時間に、小さな異変が起こっているかもしれません。

そのため、病気や体調不良の早期発見が難しいのでは?と考えられているんです。

      

④運動不足になりがちだから

飼い主の帰宅後、一緒に遊んであげないと運動不足になるのでは?と考える人もいます。

昼間はほとんど寝て過ごす猫ですが、飼い主さんが帰宅した夜から朝方にかけて活発になります。

キャットタワーや運動できるグッズがあれば一人でも遊ぶこともありますが、飼い主さんとのコミュニケーションの一環として運動させてあげる時間も大切です。

もか

我が家の猫たちは、疲れて帰ってきた私の状態をなんとなく感じ取り、大人しくしていることがありました。

       

【後悔しないために】猫を飼う前に知っておくこと7つ

【後悔しないために】猫を飼う前に知っておくこと7つ

一人暮らしで猫を飼うことを後悔しないために、事前に知っておくことは次のとおりです。

  • 猫アレルギーがあるか調べる
  • 猫中心の生活になる(長時間外出できない)
  • 猫にかかる費用
  • 留守番時の対策
  • 猫が飼える賃貸物件について
  • 鳴き声やトイレ事情(衛生面)
  • いつかくる”ペットロス”について

順番に解説しますね。

      

①猫アレルギーがあるか調べる

まずは、ご自身に”猫アレルギー”がないか、確認することが重要です。

「猫が好き」という理由だけで、安易に猫を飼おうと思わないでくださいね。

猫アレルギーの簡単な調べ方は、病院でアレルギー検査をすればわかります。

あと、あまりおすすめしませんが、猫を飼っている友達の家や猫カフェへ行く方法です。

猫アレルギーがあると、くしゃみや咳などアレルギー症状の確認ができます。

もか

ちなみに、わたしの妹はもともと猫アレルギーでしたが、克服してました。(*’▽’*)♪
よく、”慣れ”が大事と言われますが、実証はされていません。

      

②猫中心の生活になる(長期外出できない)

生活リズムが猫中心になることは、心得ておきましょう。

仕事などで数時間留守にする場合は、自動給餌器猫用自動トイレなどのグッズを使うことで対処できます。

しかし、1泊旅行など、長期外出はまず難しいと思ってください。

「餌やトイレ問題は、便利グッズを使えば問題ないのでは?」と思われるかもしれませんが、実際は猫にストレスや不安を感じさせてしまいます。

猫が頼れるのは、飼い主であるあなただけです。

もか

仕事でどうしても長期外出しなければいけない時は、家族や信頼できる人に泊りにきてもらうか、キャットシッター・ペットホテルなどを利用しましょう。

    

③猫にかかる費用

猫が生活するときにかかる費用についても、ある程度は確認しておきましょう。

猫に必要なグッズ

猫を飼うため、これだけの猫グッズが必要となります。

ケージは猫を迎え入れたとき、部屋の環境に慣れるまでは必要です。

また、動物病院へ連れていくときに必要なキャリーケージも用意しておきましょう。

我が家のキャリーケージ

年に1回の3種ワクチンや、万が一ケガや病気をしたときの診療費がかかります。

トイレは、一人暮らしで長時間留守をする場合は、猫が排泄後に自動で掃除してくれる”猫用自動トイレ”がおすすめです。

自動トイレを設置しておけば、飼い主さんが帰宅したとき、おしっこやうんちのニオイが部屋中に充満していることがありません。

ウェットタイプのご飯は酸化が早く、長時間置いておくことができないため、ご飯は基本、カリカリ(ドライフード)をおすすめします。

長時間の留守によって、「お腹すいていないかな」と心配な方には、毎日決まった時間にご飯を与える”自動給餌器”が便利です。

食器・水飲み皿は、猫の食べやすい高さのものを選びましょう。

わがやでは、猫壱さんの食器を使っています。

猫壱さんの食器がお気に入り

コミュニケーションの1つとして、ブラッシングも必要です。

某動物テレビ番組で保護猫に使われていたブラシが持ちやすくて、とても使いやすく人気があります。

掃除シートは100均のもので十分ですが、かならず”猫用”の掃除シートを使ってくださいね。

一人暮らしの部屋に置けるスペースがあれば、キャットタワーも設置してあげると、日頃の運動不足を解消できます。

      

④留守番時の対策

留守番させるときの対策について、ケガをしないか・調子がわるくなっていないか…など、遠隔操作で確認できるようにしておくとよいでしょう。

例えば、部屋にペットカメラを設置して、外出先からいつでも猫の様子を確認できるようにしておくと安心です。

問題がなくても、スヤスヤ眠っているかわいい姿を見ることもできますし、部屋の様子も確認できます。

また、トイレで排泄する様子を映像で確認し、健康面で問題がないかデータ分析できるトイレを使うのも、1つの対策です。

自動トイレではありませんが、【Toletta(トレッタ)】は、トイレでのおしっこ・うんちチェックや健康管理を行ってくれます。

\トイレの様子をスマホで確認できる/

顔認証するから、首輪は必要なし‼

公式サイト:https://jp.tolettacat.com/

       

⑤猫が飼える賃貸物件について

猫が飼える賃貸物件についても、触れておきますね。

私は何度か引っ越しを経験していますが、それぞれ条件が違いました。

例えば、

敷金を1ヶ月分多く支払う
猫飼育を許可するかわりに、家賃が数千円高くなる

「ペット可」物件でしたが、退去後のことを考えて、金額が上乗せされることが多いです。

そして、これが重要なんですが、【猫飼育が可能な物件数が極端に少ないこと】です。

「犬ならOKなんだけど…」なんて言われて断られたことも多く、理由を聞くと「猫は床や壁で爪を研ぐから」だそうです。

未去勢の猫は自分の縄張りとして部屋にマーキングすることもあるので、ニオイ問題もあります。

しかし、諦めずに仲介業者と相談してみると、大家さんと交渉してくれて契約できるケースもあるみたいです。

もか

基本は、【猫飼育可能】物件をみつけたら、仮キープしておくといいですよ。

      

⑥鳴き声やトイレ事情(衛生面)

一人暮らし用の賃貸物件は、壁が薄い場合が多いので、部屋の中で大きな鳴き声がすると苦情になる場合があります。

私は運がいいことに、今まで近隣住民とトラブルになったことはありません。

基本的に、猫飼育可能な物件なので、同じマンション内に猫を飼っている方もいらっしゃいます。

そのあたりは安心してもいいのかなと思います。

あとはトイレでの衛生面ですね。

猫の排泄後すぐにトイレ掃除ができないため、トイレの数を多めに設置してあげるか、猫用自動トイレを設置してあげてください。

飼い主さんの留守中に、猫がストレスを溜めないように対応してあげることが大切です。

      

⑦いつかくる”ペットロス”について

今はまだ考えたくないですが、いつかやってくる”愛猫とのお別れ”は、避けて通れません。

一人暮らしで1匹の猫と暮らしていると、突然の別れに放心状態になったり、泣き崩れて何も手につかなくなったり。

ペットロスについては、いろいろな考え方がありますが、私は【この世に生を受けたものは、いつか朽ちていく】と思うようにしています。

今、我が家にいる2匹の猫も、いつかは虹の橋を渡ることでしょう。

突然の悲しみに動揺しないためにも、しっかりお世話して幸せに生きていきましょう。(*’▽’*)♪

     

一人暮らしで猫にストレスや不安を感じさせない方法5つ

一人暮らしで猫にストレスや不安を感じさせない方法5つ

一人暮らしで猫がストレスや不安を感じない方法として、以下の5つがあります。

  • 猫とある程度の距離を保つ
  • 毎日のコミュニケーションは大事
  • 快適な生活環境を作る
  • ストレス発散できる”猫グッズ”を活用する
  • 複数匹で飼う

順番にご紹介しますね。

     

①猫とある程度の距離を保つ

”猫とある程度の距離を保つこと”は、猫に対する飼い主さんの愛情表現です。

日頃から距離感ゼロの状態を作ってしまうと、飼い主さんが外出中、寂しがります。

子供のように甘やかすのではなく、飼い主さんの生活リズムを崩しすぎず、猫と共同生活をしていくイメージです。

いつでも、猫からの要求にこたえてはいけません。

愛猫への接し方にも、メリハリをつけて対応してあげましょう。

      

②毎日のコミュニケーションは大事

飼い主さんの帰宅後は、猫とコミュニケーションを取ることがとても大事です。

猫は日中ずっと寝ていたとしても、飼い主さんの気配がない部屋でずっと一匹で留守番をしています。

夜行性の猫は、夕方から明け方にかけて行動することが多いため、夜はしっかり遊んであげてくださいね。

毎日10分でも一緒に遊ぶことで、ストレス発散にもつながっています。

     

③快適な生活環境を作る

生活のすべてを部屋の中ですごす猫にとって、快適な空間であることが大切です。

落ち着ける場所や隠れられる場所、お気に入りのベッドやおもちゃなど、ストレスが溜まらないような環境を作ってあげてください。

ちなみに、きれい好きな猫にとって、トイレとご飯の場所が近いと嫌がります。

\私の持っている中でおすすめ本/

たくさんの写真がついていて、猫を迎え入れるところから、わかりやすいです。

       

④ストレス発散できる”猫グッズ”を活用する

留守番中でもストレス発散できる猫グッズを用意してあげましょう。

一人暮らしだと、部屋の広さによって置けるものが限られてしまうと思いますが、出来る範囲で大丈夫です。

例えば、キャットタワーや猫のおもちゃ・ぬいぐるみなどが思いつきます。

ぬいぐるみやおもちゃに関しては、100均でも最近たくさん売られてます。

猫の好みもありますので、初めはいくつか用意してあげるといいですね。

        

⑤複数匹で飼う

「1匹でお留守番させるのがかわいそう」と思ったら、遊び相手を作ってあげる方法があります。

しかし、賃貸物件では”猫飼育は1匹のみ”という条件もあるので、確認が必要です。

また、猫同士の相性もありますし、経済的な負担も増えますので慎重に考えていく必要があります。

我が家には現在2匹いて、今のところ仲良くしてくれていますが、両方とも男の子なので最初は心配していました。

保護猫を迎え入れるのであれば、保護猫団体にしっかり相談した上で決めてくださいね。

      

まとめ

この記事では、【一人暮らしで猫を飼うのはかわいそう?ストレスや不安を感じないか】についてご紹介しました。

「一人暮らしで猫を飼うのはかわいそう」と思われている声があるのも事実です。

しかし、正しい知識と対策をとれば、一人暮らしでも猫を飼うことはできます。

事前に確認することや、猫を飼うことで考えられることについて、この記事で理解していただけたら嬉しいです。

飼い主さんの外出中、留守番していてストレスや不安を感じさせない環境つくりをしてあげましょう。

あなたの飼い方ひとつで、一人暮らしでも猫を飼うのはかわいそうなことがないことを知っていただけるはずです。。

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コメント

コメント一覧 (4件)

    • りとさん、コメントありがとうございます!
      そうなんです。保護猫団体は一人暮らしへの譲渡を懸念する声も多いんですが、工夫すれば一人暮らしでも猫を飼うことができるんです(*’▽’*)♪

  • 猫ちゃんをお迎えするにあたり、必要なものや気を付けておくことがよく分かる記事でした!
    結構思っていた以上にいろいろと必要なんですね。
    アイキャッチの愛猫ちゃん達、とてもかわいいです!

    • ことさん、コメントありがとうございます!

      我が家の猫は両方とも男の子なので、よくプロレスの技をかけあっていることもあるんです。笑
      猫は物ではなく生き物なので、準備や心構えはきちんとクリアしておかなくちゃですね。(*’▽’*)♪

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